都内ひとり暮らし、無職。貯金が5万円になり、正直かなり動揺した

Solo Emotion|孤独と感情

通帳の数字を見た瞬間、思考が止まった

久しぶりに通帳を確認した。
正確には「確認しなければいけない」と思いながら、ずっと先延ばしにしていた。

残高は、5万円。

一瞬、頭が真っ白になった。
焦りというより、現実が急に目の前に立ち上がってきた感覚に近い。

数字そのものより、
「これが今の自分の立ち位置なんだ」という事実の重さがきつかった。


無職という状態が、急に具体的になる

無職でいる時間は、これまでもあった。
でもその間、どこかで「まだ大丈夫」という感覚が残っていた。

貯金が5万円になると、その感覚が消える。

無職という言葉が、
抽象ではなく生活そのものになる。

家賃。
光熱費。
食費。

頭の中で、支払いの順番が勝手に並び始める。


動揺している自分を、否定しなかった

正直、かなり動揺した。
でもそのことを「情けない」とは思わなかった。

都内でひとり暮らしをしていて、
貯金が5万円になれば、動揺しない方がおかしい。

これは弱さではなく、正常な反応だと思うことにした。

感情を押さえ込むより、
「今、自分は揺れている」と認める方が、まだ冷静でいられる。


不思議と、パニックにはならなかった

意外だったのは、パニックにはならなかったことだ。

心拍数が上がる感じもない。
手が震えるわけでもない。

ただ、静かに重たい。

これは多分、
過去にも何度か「詰んだかもしれない局面」を経験してきたからだと思う。

完全な初体験ではない。


今できることは、実はそんなに多くない

この状態で、できることは限られている。

  • 今日の支出を増やさない
  • 食事を極端に削らない
  • 無駄に情報を漁らない

特別な一発逆転策はない。
まずは生活を壊さないことが最優先になる。

焦って変な判断をする方が、よほど危険だ。


「詰んだ」と決めるには、まだ早い

貯金5万円は、確かに心細い。
でも、それで即アウトかと言われると、そうでもない。

今すぐ追い出されるわけでもない。
今日寝る場所がなくなるわけでもない。

余裕はないが、猶予はまだある

この違いは、意外と大きい。


ひとり暮らしは、現実を誇張しやすい

ひとりでいると、
状況が必要以上に深刻に見えることがある。

誰かと話していれば、
「まあ、そういう時期もあるよね」で済む話でも、
頭の中だけだと最悪のシナリオまで簡単に飛ぶ。

だから今日は、
あえて将来のことを深く考えないことにした。


今日をやり過ごせたら、それでいい

大きな目標は立てない。
将来設計もしない。

今日は、

  • ちゃんと食べる
  • 風呂に入る
  • 眠る

それだけで十分だ。

貯金が減ったからといって、
自分の価値が下がるわけではない。


動揺しているが、終わってはいない

通帳の数字は現実だ。
目を背けても変わらない。

でも、
この時点で「終わった」と結論を出す必要もない。

動揺している。
不安もある。

それでも、
まだ考えられるし、動ける。


まとめ:今日は、耐えた。それで合格

都内ひとり暮らし。
無職。
貯金5万円。

状況だけ並べると、かなり厳しい。

それでも今日は、
現実を見て、取り乱さず、生活を維持した。

それだけで、この日は合格だと思う。

立て直しは、明日以降でいい。
今日は、ちゃんと耐えた。

※本記事は体験記であり、金融アドバイスではありません。必要に応じて公的窓口/専門家へ

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