ひとりでいる時間が、いつの間にか当たり前になっていました。
特別な出来事があったわけではありません。
ただ、誰かと一緒にいるよりも、ひとりで過ごす時間のほうが自然に感じられる瞬間が、少しずつ増えていっただけです。
若い頃は、周りと同じように動こうとしていました。
集まりに顔を出し、会話に合わせ、
「こうあるべき」という空気の中で、自分の立ち位置を探していました。
それが悪いことだったとは思いません。
ただ、どこかで無理をしていたのも事実でした。
比べることに疲れたのは、ある日突然ではありません。
気づかないうちに積み重なっていた小さな違和感が、
静かな夜に、まとめて顔を出すようになったのです。
「本当に、ここにいなければいけないのか」
「この選択は、自分のものなのか」
そんな問いが、頭の中を何度も巡りました。
ソロログは、
そうした問いを急いで答えに変えるための場所ではありません。
むしろ、答えが出ないままの状態で、
その感情や考えをそのまま置いておくための場所です。
ひとりでいることは、孤独でもあり、自由でもあります。
寂しさを感じる夜もあれば、
誰にも邪魔されずに呼吸ができるような安心感を覚える瞬間もあります。
その両方を否定せずに書ける場所が、欲しかった。
ここでは、
ひとりで過ごした夜の感情、
ひとりで行動した日の記録、
群れない選択をしてきた理由、
比較から距離を取ろうとした過程を、
飾らずに残していきます。
特別な成功談はありません。
劇的な変化も、派手な結論もありません。
ただ、ひとりで生きてきた時間の中で、
確かに感じたこと、確かに考えたことがあります。
それらは、誰かの役に立たなくてもいいし、
共感されなくても構わない。
それでも、言葉として残す価値はあると思っています。
この場所では、
誰かを説得したり、
正しい生き方を提示したり、
前向きな言葉で背中を押したりはしません。
孤独は克服すべき欠点ではなく、
付き合い方を選べる状態のひとつだと考えているからです。
ひとりで生きることは、
必ずしも強さの証明ではありません。
同時に、弱さの証明でもありません。
それは、数ある選択肢の中のひとつであり、
静かに選び続けることができる生き方だと思っています。
ソロログは、
ひとりで生きる人のための記録です。
今ひとりでいる人も、
これからひとりになる人も、
ただ少し距離を取りたい人も。
ここにある言葉が、
「このままでいいのかもしれない」と思えるきっかけになれば十分です。
急がなくていい。
比べなくていい。
群れなくても、生きていける。
そんな感覚を、
静かに積み重ねていく場所として、
このソロログを続けていこうと思います。

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